Boiseはどのくらい田舎なのか
駐在員の間では、「Boiseをすごくいいところ」という人もいれば「何もないんでしょう?」みたいに言う人もいて、意見が分かれます。
個人的には、田舎生活をしたことがなかったので、都市部よりはBoiseの方が良かったと心の底から思っています。
唐突ではありますが、Boiseの田舎具合ってどのくらいなのかを色々書いていこうと思います。田舎って言葉だけだと、程度が分からないですからね。
交通
基本的に自家用車がないと生活は難しいです。バスは市街を走っていますが、利用者も本数も少なそうです。路面電車などの鉄道関係は一切ありません。車があれば、15分程度でどこにでも行けるので便利な都市といえます。お店の駐車場はどこも広いし、ダウンタウンには有料のパーキング(場所によりますが終日$7.00-前後)はたくさんあります。
車の運転は、とてもし易いです。道幅は広く、渋滞はほとんど見かけません。渋滞が起きてると、何があった!?と身構えてしまいます 笑 ドライバーは基本的に優しい人が多く、急かされることはほぼありません。マイペースで急がずに運転できると思います。都市部に遊びに行ったときに、隙あらばクラクション鳴らされたのでビックリしました...
街並み
ダウンタウンは非常にこじんまりしていて、飲食店が多いです。少し離れると、すぐに大自然が広がっています。広々とした公園が多く、池や川もあります。住宅地の中にPlaza(スーパーや飲食店などが数店舗が一か所に集まっているエリア)があり、近場のPlazaで買い物するイメージです。少し違うものが欲しい時、例えばオーガニック製品などは、車でふらっと行ける距離にあります。日本でも知名度のあるWhole FoodsやTrader Joe'sがあるので、不満はありません。
確かに、流行りものがあるかといえばありませんし、最新のトレンドを感じることのできるレストランやショップはありません。ですが、そういう店はずっと通い詰めるわけでもないし、旅行で都市部に行ったときに行けばいいかなと個人的には思います。都市部は世界のどこも似たり寄ったりかな、というイメージなので。
田舎ほど、その国の個性が色濃く出るのかなと勝手に思っています。
野生動物
田舎具合を表すには一番いいかも。
まず、野生のリスがたくさんいます。ただし、狂犬病を発症している可能性があるので、触るのは厳禁です。あとは車によくひかれています...可哀そうですが変に避けて事故にならないように気を付けましょう。
鹿も出ます。我が家のアパートにも出没して、驚きました...鹿の飛び出し注意の標識が立っている場所もあるので、夜は運転に注意しましょう。
こんな大きな鳥も自由に歩いています。
この鳥はカナダグースで、冬の間にアパート周辺に住みついたようで進路妨害されました。がーがー鳴きながら空を飛ぶのをよく見かけます。ちなみにこのカナダグース、結構デカいです。
こんな具合に、色んな生き物が身近にいます。動物にとっても住みやすい環境なのかもしれないですね。
以上、Boiseの田舎具合に関して書きましたが、少しは伝わったでしょうか。
Boiseに限らずIdaho州としてのことを少しいうと、Idaho州は基本的にオープンエリア(私有地でなく、自由に立ち入りできるエリア)なので、キャンプやハンティング、釣りが自由にできるところが素晴らしいとのことです。これは同僚のアメリカ人が言っていました。Idahoの土地の余ってる感は尋常ではなく、日本とのスケールの差をまざまざと感じさせられました...アメリカはでかいです、ホントに...
ということで、今回はこの辺で。