Boiseの歯医者で虫歯治療を受けてきた話
Boiseの歯医者で虫歯治療を受けてきましたので、それをまとめようと思います。
決定的ではないのですが、細かいところは日本とアメリカでまあまあ違いがあります。
最初にCleaningとCheck upを受けてきた時の話は、下記になります。
目次
虫歯治療のプラン
最初のCheck upの時に恥ずかしながらたくさんの虫歯を指摘され、その時に今後の虫歯治療のプランを説明されました。その説明では、1回の来院の際に2、3か所一気に治療するように言われました。一気にやってくれるのは助かります。日本にいた時は1回の来院で1か所しか治療しない歯医者だったため、予約を何度も取る必要がありましたし、月が変わる度に初診料を取られてで理不尽だなあと思っていました。(そもそも虫歯なければ悩まない話なんですけども...)
一度に複数個所治療をして、$100.00-くらいなので気絶するほどの値段ではないように思います。
治療時の日本との違い
治療時の違いを箇条書きにしてみました。気づいたのは4点。
1. 麻酔の量が多く、なかなか腫れがひかない
2. 歯を削っているときに顔にタオルをかけたりしない
3. 口をゆすぐための場所がなく、口をゆすぐことがほとんどない
4. 口を自力で開けている必要がない
5. そういえば、スリッパに履き替えない
少し詳細を書いていきます。
1. 麻酔の量が多く、なかなか腫れがひかない
そのままの意味で、麻酔の量が多い気がします。アメリカは痛みに敏感で、治療中に痛みがないよう麻酔量が多い、みたいな記事を読んだことがあります。まさにその通りなのかもしれません。確かに治療中は全く痛くありませんが、4時間くらいは麻酔のしびれが残る気がします。
2. 歯を削っているときに顔にタオルをかけたりしない
そのままの意味ですが、治療中にタオルをかけたりしません。ドクターの顔とアシスタントで入る人の顔が常に見えています。そんなに気にすることじゃないかもしれませんが、日本とは大きな違いかと思います。
3. 口をゆすぐための場所がなく、口をゆすぐことがほとんどない
これが一番衝撃的だったかもしれません。
日本の歯医者では、治療台の横に口をゆすぐための水が出てくる機会があると思うのですが、こちらの歯医者にはそれがありませんでした。では、まったく口をゆすがないのか?...というとそういうわけではありませんでした。細い管みたいのを加えさせられて、そこから水が出てそのままバキュームされます。(これで伝わるのか...)
最初は管を口に入れさせられてずっと口を開けたままにしていたのですが、
「Close down」と言われて口を閉じたら水がバーッと出てきて、ゴーッと吸われたのですごくびっくりしました。方法が全く違うので、戸惑いますが1回理解してしまえばこっちの方が楽だなーと感じます。
4. 口を自力で開けている必要がない
口を開けたまま維持するために、歯の間にゴム?シリコン製品の高さがあるものを奥歯に入れらました。自力で開けておく必要がないので楽です。また、日本のように一度口を閉じてください、のようなやり取りもないため基本口を開けっぱなしで大丈夫です。
5. そういえば、スリッパに履き替えない
書いていて思い出しましたが、スリッパなどには履き替えずに土足のまま治療する場所に行きます。歯医者に限らずどこの病院もスリッパに履き替えることはありませんでした。これは文化の違いなのかもしれませんね。
治療の腕はどうなのか?
こちらのドクターは非常に丁寧で、腕はいいのではないかと思っています。歯のことなので、ある程度時間がたたないと判断できない部分もありますが、治療後の見た目は非常に自然で今のところ不都合は全くありません。治療後の歯に関して少し気が付いたのは、日本の場合は治療後の歯に詰め物をして歯が平らになっていたのですが、アメリカの場合は元の自然の歯のように治療後の歯にも自然な歯のくぼみが作られている気がします。やはり見た目に気を使ってなのかもしれませんね。
アメリカの歯医者のイメージはがさつですぐ歯を抜こうとするというイメージがあったのですが、全くそんなことはなさそうです。腕に関してはドクターによると思うので、あらかじめ評判を聞いたうえで自分で判断するのが一番かと思います。周りの人がほめていても自分にはしっくりこないこともありますからね。日本人の歯医者の体験記を見たりすると、なかにはとんでもない医者もいるようですので要注意です!
まとめ
日本とアメリカの歯医者でいくつか違いがありました。
ものすごく戸惑うほどの大きな違いはありませんが、ちょっと突っ込みたくなるような違いはあって面白いように感じます。
アメリカの歯医者=悪 で日本の歯医者より劣っていると思っている人が多いかもしれませんが、医者によるかと思いますので良い医者を見つけることに時間を割くことが大切かと思います。
ではこの辺で。