アメリカ Boise Fitbit Senseを買ったので使い心地をレビュー
アメリカもBoiseも関係ないですが、
Fitbit Sense
を最近買いました。
Apple Watch6にするかものすごく悩んだのですが、最終的にFitbit Senseにしました。
今回は、このFitbit Senseに関してレビュー的なのを書こうと思います。
参考になれば幸いです。
目次
Fitbitとは
Smart watchのブランドのひとつで、
特に活動量計の機能に特化した製品になります。
活動量計とは、身に付けることで日々の体に関する様々なデータを計測・保存できる機器です。
Fitbitは時計型の機器で搭載されたセンサーによって、
- 歩数計
- 心拍数
- 消費カロリー
- 睡眠状態
- GPS (ランニングやサイクリング中にトラッキングできる)
を計測・記録することができます。
FitbitのWebサイトを確認すると、モデルによってスマートウォッチとトラッカーに分けて販売しているようですが、上記機能はどの時計にも搭載しているかと思います。
今年の9月末に新しく発売されたSenseとVersa 3は、スマートウォッチとしてトラッカーと区別しているようです。
Fitbit Senseについて
先進的な機能
私が購入したFitbit Senseに関してですが、上述した基本的な機能に加えて
- 皮膚電気活動
- 皮膚温
- 心電図*
- 血中酸素飽和度(SpO2)*
- 睡眠スコア
が搭載されています。
これらの新機能により、Fitbit Senseは、
「心臓の健康やストレスの管理ができるようになる」
↓↓↓
「先進の健康管理スマートウォッチ」
というのがキャッチフレーズとなっているようです。
ただし、要注意なのは心電図と血中酸素飽和濃度の機能は日本では使えないようです。
心電図を測定して心房細動や不整脈などの症状が確認してみたい
という方には残念なお知らせです...
それぞれの機能に関して簡単に説明を。
皮膚電気活動
別名でEDA(=Electro Dermal Activity)というそうで、訳すとそのまま皮膚電気活動になるとのこと。これを検知するためのセンサーがFitbit Senseに搭載されています。
一般的なEDAの説明は、
人間はストレスを受けると交感神経がストレスに対処しようとします。その時に発汗が起きるわけですが、発汗すると皮膚の表面が濡れるので皮膚のコンダクタンスが変化します
とのこと。ここから、
→ストレスを感じて発汗したことを検知するセンサーが搭載されている
→ストレス管理ができる
ということになります。
測定は、時計の文字盤を手のひらで包み込むように覆うだけです。
Quick scanとGuided sessionの2通りがあって、
Quick scanは2分で測定、Guided sessionは1~60分で測定、
と測定時間を選ぶことができます。私はいつもQuick scanしかやらないのですが、たった2分でもジッとしてないといけないので、長く感じます。
この測定によって、ストレスを感じているか測定することができ、記録していくことができます。記録を貯めていって、グラフを追うのが面白いです。
スコアは低いほどストレスを感じている状態を示します。下記私の実際のスコアです。日によって若干ばらつきがありますが、ストレスフルな状態ではなさそうです。(最近はそこまでストレスを感じていないので、スコアは合っていそう)
皮膚温
FitbitのWebサイトによると、
Sense は毎晩、皮膚温を計測。個人の基準値からの変動が表示されるため、傾向を把握できます
とのこと。
皮膚の温度を測定し、基準値からはみ出た場合に何か病気が疑われるようなイメージでしょうか。こちらの機能は、寝ている間にFitbitをつけておけば自動で計測してくれます。こんな感じで記録されていきます。
心電図
こちらは文字のまま、Fitbit Senseを使って心電図が測定できます。
その方法は、30秒間時計のアルミ部分を指で触れているだけでOKです。
測定が終わると、
心臓の動きが正常なのか異常があるのかコメントを出してくれ、さらに測定した心電図をPDFで出力してくれます。
もちろん、、、医者や看護師の方が測定したの物ではないので、どこまで参考になるか分かりませんが、異常が見えれば病院に行く気になるはずです。ふとした時にこんな簡単に測定ができ、きちんとした形で結果を出してくれるので非常に面白い・有益な機能だと個人的には思います。
血中酸素飽和度(SpO2)
寝ている間の血中変動量を測定することで、睡眠時の体の状態を管理する機能になります。睡眠時無呼吸症候群を推定することもできそうです。
この測定値はこのあとに説明する睡眠スコアにも関わってきます。
睡眠スコア
睡眠時間、深い睡眠とレム睡眠、心拍数と血中酸素変動量からスコアが算出されます。
寝ている間もFitbit Senseをつけていれば、自動的に測定してスコアを算出してくれ、質の高い睡眠なのかが一目見てわかります。
色々な測定を同時にしてくれるため、スコアはかなり参考になると思っています。
下記記録をタップすると、他の測定結果を見ることができます。
値段
米ドルと日本円で差があるようです。
- アメリカ:329.95ドル
- 日本:3万9,900円
1ドル=106円とすると、3万5,000円くらいになるので、差額は5,000円ほどといったところ。高いか安いかは、比較しないと分からないので、Apple Watch6のGPSモデルと比較してみます。
- アメリカ:399.00ドル
- 日本:4万2,800円~
Apple Watch6よりも安いです。
このあとFitbit Senseとの比較をしますが、Apple Watch6にない機能がFitbit Senseではあったり、バッテリーの持ちがよかったりと、Fitbit Senseにはいくつかの強みがあります。それでも値段は安いので、Fitbit Senseの方がお得といえるのではないでしょうか。
Fitbit SenseとApple Watch6との比較
さっそく、両者比較してみます。
(Fitbit SenseにはCellularモデルはありませんが、テキストメッセージなどの通知機能はあります)
どちらを買うか本当に迷いました。
が、最終的にはFitbit Senseにしました。
その決め手は、
- 健康管理のための機能が多い
- バッテリーの持ちが圧倒的に良い
です。(詳細はこの次の項で)
余談ですが、
英語学習向けのSNSでFitbit SenseとApple Watch6どっちがいいかな~
と投稿したところ、
11人中10人がApple Watch6をお勧めしてきました。
別にみんな使っているわけではなさそうでしたが、これがブランド力なんだなと。Fitbitもかなりメジャーなブランドにはなってきましたが、appleはSmart watchの世界においても圧倒的なブランド力を持っているようです。
Fitbit Senseの実際の使い心地
気にいったところ、気にいらない・気になるところ
を正直に書きます。
気にいったところ
- ストレス管理、睡眠管理、心電図機能が楽しい
- バッテリーの持ち (バッテリーが1週間持ちました)
購入の決め手になった点が期待通り、それ以上のものだったので、満足しています。
充電を極力しなくていい、というのは圧倒的メリット。ストレスを感じません。
Apple Watch 6を使っていないので分かりませんが、18時間はあまりにも短い...
気にいらない・気になるところ
- バンドの締め付け
まだ買って1週間ほどということもあって、気にいらないところは見えていないかもしれません。いま言えることはこのバンドの締め付け。
Fitbit Senseを買う前は、Fitbit Versaというモデルを使っていたのですが、その時のバンドの締め付け方とFitbit Senseの締め付け方が異なります。Versaは一般的な時計と同じ構造で装着するのですが、Senseはよりフィット性を重視したのか、バンドの余った部分が手首側に入ります。
これのせいか、ちょっと吸い付きが強いというか、何とも言えない違和感があります。
Versaでは全く違和感なかったのが、Senseではちょっと気になる、くらいなので慣れれば気にならなくなるとは思っています。
気になるところが出てきたら更新しようと思います。
(前のモデルではBluetooth接続にしょっちゅう悩まされていましたが、接続不良はなく使えています。改良されたのかな?)
いまのところ、Fitbit Senseを買ってよかったと思っています!
まとめ
Fitbit Senseに関して色々書いてきました。
数年前まで時計がこんな形に進化を遂げるなんて想像していなかったので、改めて便利な世の中になったな、と思いました。健康管理機能楽しいです。
前はジョギングやマラソンをよくしていたので、当時のFitbitのGPS機能や歩数計も大活躍していました。(Senseで3種類目のFitbit となりました)
30代半ばが目前なので、Fitbit Senseを使って健康管理に努めようと思います。
Fitbitの知名度はまだまだですが、個人的にはかなりお勧めです!
せっかく買うならFitbit Senseにしてみてはいかがでしょうか。
それでは今回はこの辺で。