アメリカ Boise Thanks Givingにターキーを焼きました
事後報告になってしまいましたが、Thanks Givingにターキーを焼きました。
毎年の恒例になっていて、私が調理担当です。なので、なるべく楽にできる方法を探していたのですが、便利なキットを見つけました。
去年もこのキットを使って美味しくできたので、そちらも紹介しつつターキーの調理に関して書こうと思います。(日本に帰ったらターキーなんて焼けない気がするので、この記事を見て懐かしく感じるのかなと思ってます)
*注意
生のターキーの写真が出てくるので、そういう写真が苦手な方は記事を見ない方が良いかもしれません。
目次
準備するもの
- 冷凍のターキー
- TURKEY BRINE & RUB KIT
- Roasting pan
たったのこれだけです。
調理器具は、大きな鍋・オーブン・温度計(肉の温度測定用)のみ。
冷凍のターキー
Halloweenが終わるとThanks Givingに向けてスーパーなどでターキーが目立つ場所で売られるようになります。ターキーを調理する際には、塩漬け(Brine)が必要なのですが、予め塩漬けされたターキーも売っていたりします。あとはOrganicやAll Naturalなどの違いもあります。
値段は1lb(約454g)に対しての値段で、大小バラツキがある状態で売っています。余ったターキーは冷凍して後日食べることができるので、少し大きいサイズを買っても何の心配もないかと思います。我が家は2人で食べるのでなるべく小さいものを買っています。
今年は10lbのターキーをTrader Joe'sで買いました。
売り場で一番小さかったものを選んだつもりです。もちろん完食は無理です。
TURKEY BRINE & RUB KIT
こちらがその便利なキットです。
AmazonやWalmart、Albertson'sで買うことができます。Thanks Giving間近になると手に入りづらくなるので、早めに買っておくことをお勧めします。
Amazonでは少し値段が高くなっていますが、スーパーでは13ドルほどで売っていたかと思います。私は今年Walmartで買いました。
こちらのキットは、
- 塩漬け(Brine)用の塩とスパイスの混合
- 塩漬け用のビニルバック
- 風味・味付け用のシーズニングスパイス
がセットになっています。
Brinedターキーを買う場合はこのキットを買っても損かと思いますので、キットを使う場合はBrinedされていないターキーを買わないといけないですね。
とても簡単な手順で焼くまでの準備が完了するので、とてもおすすめです!
調理の詳細はまた後程書きます。
Roasting pan
オーブンで焼く際のトレイのことです。
我が家はこのような使い捨てトレイを買っています。
ターキーは重たいので、取っ手付きが良いです。
Thanks Givingにあわせてか、
2個買うと1個タダのようなセール
をするので、その時に買うのがいいと思います。値段は5ドルほどだったかと思います。
ターキーの調理について
難しいことはなく、それぞれの工程に時間がかかるというだけです。
ざっくりとした手順と所要時間は下記です。今回10lbのターキーを買ったので、10lb換算します。
- 解凍 (5lbあたり24時間、10lbでは48時間)
- 塩漬け(2lbあたり1時間、10lbでは5時間)
- オリーブオイルとスパイスの練り込み(15分ほど)
- 焼き(5lbあたり1時間半から2時間、10lbで3時間から4時間)
解凍
ターキーを冷凍庫から取り出し、胸を上にして冷蔵庫で解凍します。
そうすることでドリップがこぼれずに解凍できるようです。
塩漬け
今年使ったターキーとBrine&Spiceキットです。準備万端。
解凍が終わったら包装を外します。
Trader Joe'sのターキーには足の部分にホルダーが付いていたので、忘れずにとります。
大きさが大きさなのとドリップがこぼれるので、シンクの中でやるのがいいと思います。
包装を取ったら軽く洗って、穴の中にしまわれている首と内臓のパックを取り出します。
内臓のパックは少し探すのに苦労したので、入ってないのかと諦めずに必ず取り出しましょう。首は穴に手を入れれば簡単に取れます。この内臓はグレービーソースを作るのに使うそうですが、私たちは使わないので捨てました。
さて、塩漬けするための液を作ります。
Brine&Spiceキットには下記が入っています。
塩漬けには手前左のバッグと手前右のBRINEと書いてある塩とスパイスのパックを使います。まず、お湯を沸かして、塩とスパイスのパックを入れて5分ほど煮立てます。
煮たてたものに水を加え、冷まします。
その間にターキーを先ほどのバッグに入れておきます。
ここに塩漬け液を入れ、全体が浸かるように水を加えて冷蔵庫に5時間ほど放置します。
オリーブオイルとスパイスのすり込み
塩漬けが終わったら、洗い流します。そのあとにキッチンタオルで水分を取って、オリーブオイルを塗り、スパイスをすり込みます。
焼き
ターキーをRoasting panに入れ、アルミホイルをかぶせてオーブンで焼きます。
最初の数時間はアルミホイルをかぶせて焼き、最後の1時間はアルミホイルを外して焼きます。温度設定は箱に書いてあるので、そちらで見てください。また、中まで火が通っていることを確認するために、食材の温度を測れる温度計で所定の温度まで達していることを必ず確認してくださいね。
できあがったターキーはこちらです!
(写真は出来が良かった去年のものを使っています。今年も美味しかったですが写真映えはこちらの方が良かったので使わせてください。)
お皿にギリギリのっている?サイズ感。迫力があります。
全然食べきれないので、食べきれなかった分の肉は取り去って、
翌日からはターキーサンドイッチとして大活躍です。
骨を煮れば美味しいスープも作れます。翌日以降も長らくターキーを楽しめます。
まとめ
見た目が去年の方が良かったのだけ残念でしたが、味は文句なく美味しかったです。
2人で食べるには大きかったので、足の部分をお互い食べただけで満足してしまいましたが...
むね肉はパサついているのでシチューに、骨はスープとして、そのほかの肉はサンドイッチに使っていく予定です。すでに昼ごはんはターキーサンドイッチが連日続いていますが、飽きずに食べることができています。
Thanks Giving当日も、そのあとも楽しめるターキーの丸焼き。
アメリカにいる間は年1回の楽しみとして続けようと思います。(来年以降もアメリカにいればの話ですが...)
それでは今回はこの辺で。