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アメリカ Boise 出産後の書類申請について-SSN、出生証明書、戸籍、日米パスポート、健康保険証-

今回は、アメリカで子どもが生まれた後の書類の手続きに関して少し書こうと思います。これから書くことはあくまでアイダホ州の例であるため、他州の場合は参考程度にご覧ください。大まかには同じかと思いますが、書類の書式等に違いがある可能性が高いです。

 

目次

出産後に申請が必要な書類

タイトルに長々と書いてありますが、子どもが生まれてから下記を申請する必要があります。

  1. Social Security Number ☆☆☆
  2. 出生証明書 (Birth Certificate) ☆☆☆
  3. アメリカのパスポート ☆☆
  4. 日本の戸籍 ☆☆☆
  5. 日本のパスポート ☆☆
  6. 日本の健康保険証 ☆

星3つが非常に重要な書類で、国籍に関わってきます。SSNに関してはアメリカで生活するうえで必須なので、国籍に関わらず星3つで非常に重要な書類としてます。

申請の方法と手数料

まずはアメリカ関連書類の申請方法から。

Social Security Number

出産後の入院中に病院側から書類をもらうので、記入して提出して完了です。後日、郵送にて自宅に届きます。

出生証明書

こちらも出産後の入院中に病院側から書類をもらうので、記入して提出して完了です。ただし、SSNと違い、出生証明書が郵送されてはきません。郵送されてくる手紙には、登録内容の確認と証明書の申請書が同封されています。登録される内容に間違いがなければ、出生証明書が何通必要かを記入し、その他必要事項の記入と証明書の発行にかかる費用の小切手を同封して、返送します。

発行手数料は、1通につき$16.00-、Rush fee(お急ぎ)が$10.00- です。

パスポート申請、日本の戸籍登録など必要な場面がチラホラでてきますので、3~4部は発行しておくのが良いかと思います。

アメリカのパスポート

travel.state.gov

必要書類は下記です。

  • パスポートの申請書 DS-11 (Web上で作成し、印刷) 
  • 出生証明書
  • パスポート用写真
  • 両親のIDのコピー
  • 手数料の小切手

以上をそろえて、最寄りのPassport officeに申請しに行きました。

Boiseで写真を現地で撮れる施設があるPassport officeは、USPSのMain officeだけです。

また、事前に予約が必要ですぐに予約が埋まってしまうため、海外旅行の予定がある場合は早め早めでパスポート作成をすることをお勧めします。

子どもが乳児の場合は、予め写真を準備する方がいいかもしれません。

完成したパスポートは、郵送にて自宅に届けられます。

発行手数料は、子ども用のパスポートで$80.00-と申請手続き料が別途$35.00-かかります。急ぎで受け取る場合は、さらにRush feeが加算されます。

パスポート申請の詳細に関しては別の記事に改めてまとめようと思います。

 

今度は日本側の手続きに関してです。

 

戸籍の登録

生まれてから3カ月以内に日本政府に出生届を提出しないと、日本国籍を喪失してしまいます。

要注意です。

さて、申請の方法ですが出産前に準備しておく必要があります。

必要な書類は、

  • 出生届 2通(領事館でもらうか、郵送にて請求)
  • アメリカの出生証明書 2通
  • 出生証明書の和訳 2通(Webサイトでダウンロード可)

です。

BoiseはPortland領事館が管轄のため、出生届はPortland領事館で直接もらうか、郵送にて申請書の請求をする必要があります。ちなみに、同じIdaho州でも北の方の地域はSeattle領事館の管轄となるため、管轄の領事館をあらかじめご確認ください。

不明点あれば領事館に電話しましょう。丁寧に教えていただけます。

www.portland.us.emb-japan.go.jp

 

まずは、

出産前に出生届を領事館から取り寄せておきます。

出産後に取り寄せても間に合うかとは思いますが、予め用意しておく方がいいと思います。

アメリカの出生証明書は余分に発行の請求をしておけば、簡単に準備できます。

和訳分はフォームがWebサイトからダウンロードできるため、ダウンロードして自分で記入します。

必要事項を記入し、必要生類を準備したら領事館に郵送します。領事館を通して、本籍の役場にて戸籍登録となります。

戸籍の受け取りは親族にお願いして郵送してもらいます。少し余分にあった方が安心かもしれませんね。

戸籍の発行手数料は、数百円かと思います。詳細は本籍地の役場に問い合わせ願います。

日本のパスポート

必要書類は下記です。Webサイトに記載アリですので、ご確認ください。

www.portland.us.emb-japan.go.jp

  • パスポートの申請書 (Web上で作成し、印刷)
  • 戸籍謄本
  • パスポート用写真
  • 出生証明書

パスポートの作成費用は、子ども用(5年)で$55.00-です。

BoiseはPortland領事館が遠く、遠隔地扱いとなっています。そのため、パスポートの申請は郵送にておこなうことができます。

ただし、受け取りは本人のみ可能ですので、領事館に行く必要があります。

その他の救済措置として、

  • 即日発給
  • 出張サービスの利用

があります。

詳細は上記Webページを参照ください。(予約等必要ですので、ご注意ください)

健康保険証

各々の健康保険組合によって違うと思いますので、申請方法は各自確認願います。

私の場合は、アメリカに居住している証明として在留証明書が必要でした。

こちらは領事館の方に申請すれば作成してもらえます。詳細は領事館のWebサイトをご確認ください。

各書類の受け取りまでの所要時間

  • Social Security Number ☆☆☆  10日以内
  • 出生証明書 (Birth Certificate) ☆☆☆     発行申請書を出してから10日程度
  • アメリカのパスポート ☆☆   通常6週間、Rush+Express mailで2週間
  • 日本の戸籍 ☆☆☆  約1カ月
  • 日本のパスポート ☆☆  即日受け取り可能
  • 日本の健康保険証 ☆  各健保による

アメリカのパスポートの所要時間は、Rush ProcessとExpress mail(返送の郵便を早くする)の利用で2週間での受け取りが可能です。下記Webサイトで手数料の計算ができます。最短で受け取ろうとするとすごくお金がかかります...

travel.state.gov

まとめ

出産後の書類申請についてまとめました。

子どもの国籍に関わることですので、非常に大切です。他の日本人の方がBlogで申請方法をまとめてくれているので、まずはざっくりと参考にするのが良いかと思います。

中には間違ったことが書いてある場合もありますので、最終的にはきちんと領事館へ確認するようにしましょう。アメリカ側の書類に関しても、各自Webサイト見て間違いがないことを確認しましょう。

では、今回はこの辺で。