30代会社員のアメリカ(Boise Idaho) > シンガポール駐在生活

現在生活しているアメリカのBoiseの情報を中心に、私のUS lifeをお届けします!

アメリカ 出産 戸籍やパスポートを早く受け取るための技

アメリカで子どもが生まれた場合の書類申請に関しての続き、というか番外編といったものになります。

今回はいかに早く書類申請をして、戸籍・パスポートを手に入れるかをまとめようと思います。

普通に申請すると3~4か月かかってしまうものを、3~4週間ですべて完了させるという方法です。

 

目次

 

概要

そもそも急いで取り寄せる必要がある状況なのですが、それは

生後2か月程度以内に日本に帰る

ような場合です。特に急がずに申請を進めると間に合わない可能性があるため、色々と技を使って必要なものをなるべく早く揃える方法を書いていきます。ちなみにまずまずお金をかける必要になります。

 

通常、戸籍の申請をする場合は、

1. 領事館から申請書を取り寄せて、

2. 領事館に返送して、

3. 本籍の役場に提出。

という流れになります。

所要時間は1~2カ月ほどかかってしまうのですが、

これを1週間ほどで、最短で完了させる方法を紹介します。

 

パスポートに関してですが、日本のパスポートの場合は、

1. 申請書の作成と必要書類の準備、

2. 領事館に書類を送付、

 (Boiseは遠隔地扱いのため、事前予約にて当日発行と受け取りも可能)

3. 領事館でパスポートを受け取り。

になります。所要時間は当日発行のサービスを使えば、1日で完了します。

こちらは特に時短できる方法がないので、今回は特に書きません。

アメリカのパスポートの場合は、

1. 申請書の作成と必要書類の準備、

2. パスポートオフィスに行き書類の提出、

3. 郵送にて受け取り。

となります。こちらの所要時間は6週間です。(長くね?)

時短する方法はズバリお金です、さすがアメリカ。どのくらいの金額を払えばどのくらい時短できるのかを書こうと思えます。

戸籍の申請を最短で完了させる方法

私が申請したタイミングが年末年始と重なってしまったので、10日ほどかかってしまったのですが、役所が休みでない時期であれば1週間ほどで手に入れることができると思います。

さて、その方法ですが、、、

領事館を通さない

になります。

意外かもしれませんが、実はこれが一番早い方法になります。

もう少しきちんというと、

領事館を通さずに本籍の役所に直接申請をする

になります。

通常の申請方法だと、申請書類を2通取り寄せて領事館と本籍の役所向けに2通とも領事館に提出します。領事館で間違いがないかを確認し、本籍の役所に提出してくれるとのことです。そのため少し長く時間がかかってしまうようです。

最短で戸籍登録するには、

書類を作成して本籍の役所に直接送付するだけ

です。

あらかじめ送付先の役場に、戸籍の申請書類を直接受け取ってもらえるのか等電話で確認しておきましょう。

私の場合は、本籍の役場の近くに両親が住んでいたので、一旦両親に書類を送って直接役場に行って申請してもらいました。そうすれば万が一間違いがあっても、その場で訂正して書類提出をしてもらえます。

書類を日本に送る際、

どの郵便サービスを利用するか

も重要になります。戸籍登録の手続きよりも郵送にかかる時間の方が長いからです。

普通の国際郵便だと、日数が10日程度かかり、最悪の場合書類が無くなる可能性があります...したがって、

最短で書類を安全に日本に送れるサービスを選択する

必要があります。

私は、FedExを利用して最短で日本に送れるサービスを選びました。

金額が 約$100.00-ほどかかりましたが、、、最短で手に入れる必要があったため仕方なし、といった感じです。USPSで同じようなサービスを使おうとしたのですが、日本の郵便番号がシステム上に登録できなかったらしく、FedExに行った方がいいねなんて言われました。さすがアメリカって感じです。

アメリカのパスポートを最短で受け取る方法

その方法はずばりお金で解決する、です。

パスポート申請の手順は、

  1. パスポートオフィスの予約
  2. Web上で申請書の作成
  3. 必要書類の準備
  4. パスポートオフィスで申請
  5. 郵送にてパスポートの受け取り

になります。

時間を短くするには、

  • パスポートオフィスの予約を早めにしておく
  • 必要書類の準備を早くする
  • Rush Process Feeを払う
  • 返送の際、お急ぎ便(Fast Class Mail)を選ぶ

になります。

パスポートオフィス

ですが、BoiseのUSPSのMain Officeの隣にひっそりとあります。

こちらのサイトからBoiseのOfficeを検索し、予約をします。(Boise officeを検索結果に表示させて、"Schedule An Appointment"をクリックします)

1週間から10日ほど先まで予約で埋まっていますので、早めに予約しておきたいところです。

www.usps.com

必要書類

に関してはこちらのサイトをご覧ください。

travel.state.gov

ネックは、アメリカ市民権を証明するための出生証明書(Birth Certificate)とパスポート写真でしょうか。

出生証明書は別の記事で書いてますが、自分で必要部数を請求します。請求してから5日~7日ほどかかるため、それを考慮してPasspot officeの予約をするのがいいと思います。

onikuyama.hatenablog.com

パスポート写真

ですが、上記のBoise USPSの施設には写真撮影のサービスがあります。(もちろんお金かかる) ですが、乳児のパスポート写真を現地で撮るのは当日上手くいくか不安がある、という方が多いかと思います。

ということで、こちらのepassportというサイトを利用して写真を加工し、Walgreenで安く受け取るという方法をお勧めします。

www.epassportphoto.com

スマホで写真を撮影し、epassportで加工、指定したWalgreenで受け取る

だけです。何回も撮り直しができるため、赤ちゃんがご機嫌の時に写真を撮ることができます。撮影の際は、白い背景で柄がないもの(少しなら可) の上に赤ちゃんを寝かせて正面を向いた写真を撮る必要があります。やり直しがきくので、何回もトライして一番自信のあるものを加工・受け取るのが良いかと思います。

Rush Process Feeとお急ぎ便

すべての準備が整ったら、予約した日時にPassport officeに行ってパスポート申請を行います。注意することは、申請費用のほとんど (州に納める手続き料のみクレジットカードで支払い可、$35.00-) は現金かCheckで支払う必要があります。

自分がどのくらい手数料を払う必要があるのかは、上記のU.S. passportsのサイトで計算できます。

最短でパスポートを受け取る場合の手数料は下記になります。

f:id:Onikuyama:20200313132009p:plain

最短で受け取る場合の手数料

合計で$222.13-...子どものパスポートは5年なので割高には違いありませんが、これを払うことで、6週間を2週間に短縮することができます。

まとめ

戸籍の申請とアメリカパスポートの受け取りを最短で行う方法をまとめました。

日本側はいかに効率よくやるかで時間を短縮することができ、

アメリカ側はいかに効率よくといかにお金を払うか、にかかっています。(さすがアメリカ)

出産後にすぐ旅行を検討している方は少ないと思いますが、旅行を検討している人は是非参考にしてみてください。

では、この辺で。