30代会社員のアメリカ(Boise Idaho) > シンガポール駐在生活

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アメリカを見習ってもいいこと

 

駐在生活もそろそろ1年経とうとしています。去年の 7/31に渡米して、Boiseに来たのが8/2。短いような長いようなの1年でした。長期休暇や出張で結構日本に帰っているので、本当の滞在日数は10カ月くらいな気がします。

 

つい先週に聞きなれない音が携帯から鳴って、なんだこれは?という体験をしたので、それに関してと+αでアメリカを見習ってもいいことを書いてみようと思います。

 

目次 

 

AMBER Alert

その音の正体がこれです。アンバーアラートと言って、”児童(未成年者)誘拐事件及び行方不明事件が発生した際、テレビやラジオなどの公衆メディアを通じて発令される緊急事態宣言(警報)の一種である。 また、その発生そのものを地域住民に速やかに知らせる事で、迅速な事件の解決を目指そうとするシステムそのものを指す場合もある。”以上、Wekipediaからの引用です。

ほんの数日前、会社で仕事をしているときに突然スマホから音が鳴り、初めて聞いた音だったので1人アタフタしていたら同僚がAMBER Alertだよ、と教えてくれました。日本の緊急地震速報とか、そういう類の音に似ていますが同じではありません。そしてスマホの画面を見ると、

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こんな感じのポップアップが出ていました。(これは今回の実際の画面ではありません) 場所、車のナンバー、色、車種が書いてあって、誘拐された時の車両情報が確認できます。今回の事件は、ColdwellというBoiseから西にいった町で発生したもので、距離も近いことで発令されたのではないかと思います。

このシステムはアメリカで普及しているスマホの95%以上で発令させるようになっているらしく、犯人はあっという間に市民の監視下に置かれることになります。このシステムにより救われた子供は数多く、今回も無事に保護されていました。

 

AMBER Alertの由来、歴史等はほかのBlogやWikipediaで見ていただければと思いますが、このシステムは日本も導入していいのではと思います。最近、未成年に対する事件が増えていますし... なによりこのシステムの存在が、抑止力になる気がします。とはいえ、、、日本とアメリカの誘拐事件発生数は圧倒的にアメリカが多いので、導入の難しさはあるかもしれません。とはいっても、多い少ないに限らず子供に対する事件については、できる限りのことをして守ってあげるべきかと個人的には思います。

 

Family Watch Dog

www.familywatchdog.us

さて、もう1つはこちら。

これは”性犯罪歴のある人の住所をマッピング”しているサイトになります。番犬のようなマークが見えますね。言葉の通り、性犯罪歴のある人がどこに住んでいるのかが一目で見てわかるようになっています。Enter Addressのところに住所を打ち込むとMapが表示されて、性犯罪歴のある人が住んでいる場所にピンの目印が表示されます。試しにBoiseで調べてみると、、、

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平和と言われるBoiseですらこの量...アメリカどうなってるんじゃい!と最初思いました。そしてさらにこのピンをクリックすると、その人の顔写真やらなんやらが出てきて、人物を特定できてしまいます。これはビックリ。

このサイトの活用法としては、家を決めるときにその周辺に性犯罪歴のある人が住んできるかどうかを確認する、といった感じです。性犯罪は再犯の可能性が高いためにこのようなシステムが導入されているのだと思います。

これを見ると住む場所ないじゃんと思うかもしれませんが、こういう人がいない居住エリアというのがちゃんとあるので、駐在員はそのエリアに住むのが良いかと思います。その分、家賃が高かったりはしますが、安全はお金で買うものと割り切る考えが大切です。Boiseは平和ですが、アメリカには違いありません。

ひとつ気になるのは、現地の人はこういう人に対してどう接するのだろうか。普通に挨拶はするけどよそよそしくするのか、過去のことだと割り切って気にせずに接するのか、非常に気になるところではあります。

このシステム、日本でも導入するべきだと思ってしまいます。日本でも性犯罪者は再犯率が高いはずです。加害者の人権が、というのは確かにありますが、犯罪を犯していない人が損をするかもしれない、というのは納得できないですし。。。

このシステムの存在で犯罪の抑止力になる、というのが個人的にはベストな気がします。なかなかインパクトのあるサイトです。

 

 

さて、今回は日本にもこんなシステムはいかがでしょうか、というような趣旨で2つ紹介しました。こういうものに触れるとアメリカは恐ろしいなと思ってしまいます。こういうものがない日本はつくづく平和なんだな、と感じさせられますが、将来的には日本にも必要なシステムになるかもしれませんね。

今回はこの辺で。

では。