アメリカ Boise 食事の配達(Food Delivery)や受け取り(Pick Up)に関して
CIVID-19のせいで食べ物の配達やお店での受け取りをお願いする機会が多くなりました。今回は、アメリカ Boiseで私が体験したことをお伝えしようと思います。
目次
アメリカのフードデリバリー事情
配達 (Delivery)
一昔前の配達といえば、注文を受けたお店自らがおこなうものでしたが、ここ数年で配達を請け負う業者、”DoorDash” や ”Uber Eats”、"GRUBHUB" などの業態が目立ってきました。メリットは配達を行っていないお店の食べ物を配達してくれる、というところでしょうか。日本でも"Uber Eats"が上陸し、良くも悪くも話題になっている印象ですね。
各サービスのWebページは下記です。
DoorDash
Uber Eats
GRUBHUB
受け取り (Pick Up)
配達ではなくお店に取りに行く"Pick Up"も活用する機会が増えました。スマホアプリやWebサイトで事前に注文し、文字通り受け取りだけをする方法です。
"Pick Up"には下記3種類あります。
- Store Pick Up (お店の中で受け取り、大抵セルフで持っていける)
- Curbside Pick Up (詳細は下記)
- Drive Through (事前に注文した商品をドライブスルーで受け取)
"Curbside Pick Up" は日本でサービスが展開されていないような気がしますので、少し詳細を。こちらのPick Up方法は、
お店横の駐車場に車を停めて車を降りずに注文した食べ物を受け取ることができます。
私も最初はこれ必要か?と思っていたのですが、使ってみると意外に便利で最近ではすっかりお気に入りのPick Up方法になっています。
スマホアプリがすごい
日本の最近の事情が分からないので何とも言えませんが、
アメリカの大手ファストフード店やレストランは大抵スマホアプリがあります。
よく利用するお店があるのであれば、アプリを使って注文するのがおすすめです。
簡単にメリットを挙げると、、、
- 注文をゆっくり考えて決められる
- 支払い、チップの設定までアプリ上で完了するのでとにかく楽
- ポイントが貯まる
- クーポンやキャンペーンがあると気づきやすい
- ほとんど待つことなく商品を受け取れる
思いついただけでもこれだけあります。
デメリットは基本的にないと思っていますが、実際に英語での注文のやり取りをしないため、
いつまでたっても英語でかっこよく注文できない
ということくらいでしょうか。
DeliveryやPick Upサービスの実体験
この2カ月ほどで色んなお店のDeliveryやPick Upを利用しました。
実体験をこちらにまとめようと思いますが、先に結論から言うと、、、
たいてい何かミスってきます。
ただ私の運が悪いだけなのか、アメリカクオリティーなのか、注文したものをすべてきちんと持ってきてくれたのは全体の半分以下。。。
そのたびにその企業に連絡を取って、対応してもらっているのですが、その辺についても書いていこうと思います。
DoorDash
注文したかったお店の配達がDoorDashを使っていることが多く、結果的に一番利用した配達サービスになります。
ここでは、Cheesecake Factoryの配達を依頼したときの話をします。
Cheesecake FactoryのCheesecakeが美味しいので定期的に食べたくなるのですが、この時はCheesecakeと食事の注文をしました。そして、DoorDashによる配達の依頼をしました。(配達をDoorDashに依頼しているようです)
はい、Cheesecakeが入っていない
レシートには「Cheesecake」と赤字のスタンプで強調されているにもかかわらず、忘れるという。結局、Cheese Cake Factoryが悪いのか、DoorDashのドライバーが悪いのか分からないため、閉店間際だったこともあってDoorDashの方に連絡。
Cheesecake代を返金(Refund)してもらいます。
WebサイトのHelpから、Chatか問い合わせフォームの提出でカスタマーサービスに連絡できます。私はChatを選択して、リアルタイムでのやり取りを選びました。
つながるのに時間がかかりましたが、事情を伝えると、
すぐに返金の手続きをするとのこと。
確かにあっという間に返金されました。この辺の対応の速さはアメリカのいいところ。
ただ、この後に気づいたのですが、
注文がきちんとこなされていないのに配達手数料とチップ代が返ってこないのはおかしい
と。
Chatは繋がりにくいこともあって疲れたので、問い合わせフォームで連絡。上記の文を英語にして提出しました。
すると2日後に返信があり、
DoorDashのアカウントに $15.00- 加算しました
という対応。
そこから数日後に、対応の遅れをお詫びして $5.00- の加算で、トータル
$20.00-
となりました。
返金チック(DoorDashでしか使えない返金の形式だったため) な対応をしてもらうこととなりましたが、手数料とチップ代を上回る返金対応で、対応も個人的には早かったと感じています。カスタマーサービスの対応は非常に良かった。
というわけで、DoorDashの作戦どおり、$20.00- はありがたく使わせてもらいました。
McDonald - Drive Through Pick Up -
こちらは今後体験することがないであろうアクシデント。
アプリで事前に注文し、Drive Throughでの受け取りを希望しました。
アプリで注文をすると注文番号が発行されます。それをDrive Throughの注文するところで伝えて、商品の受け取り口で受け取ってPick Up完了となります。
時間通りに受け取れて、家で久々のビックマックを楽しもうとしたら、
なんと肉が入ってない!
妻に言われるまで気づかない自分。。。
まさか肉が入ってないなんて思わなかったので、何が起こっていたのか把握できず。
あまりにも面白いミスなのと、意外に美味しくて新しい発見ができた、というのもあって、クレームを入れずにお店にFeedbackする形で問い合わせフォームを提出しました。
下記ページから提出可能です。
肉入ってなかったぞ!ふざけるな!!
ではなく、
肉入ってなくてさビックリしたよ~ 一応お店に言っといてね
というような文章でFeedbackしたつもり。英文法的に怪文になってたかも。
そうしたらその日にカスタマーサービスから返信が。文面的に定型文のように見えますが、長文で謝罪ときちんとお店にFeedbackするという旨が書かれていました。
さらにその翌々日には、お店のManagerから電話。
ものすごく悲しい声で謝罪をしてくれました。
冷静に考えればビックマック頼んで肉入ってなかったら相当なクレームになりかねないですから、穏便に済ませるためのテクニックなのかもしれません。
最終的にクーポンを送ってくれることになりました。(1週間経つけどまだ来てない)
世界トップのファストフードチェーンだけあって、スピード感があって非常に誠実な対応。さすがだなと感心しました。
今度ビックマック注文したときは、お肉入っててくれよな。
Red Robin
最後にこの「Red Robin」を。
Red RobinのWebサイト
本題とは外れますが、
アメリカっぽいハンバーガーを食べたい!
という人にはこの店をお勧めします!!
文句ないボリュームで、ビーフパテの肉肉しさ。ベーコンやらチーズやら体には悪いがうまいこと間違いなしの組み合わせ。ちなみにサイドのポテトもうまい。
日本から家族や友達が来た際は、連れて行ってみてはいかがでしょうか。
本題↓
実店舗には1回しか行けていなかったので、今回は"Curbside Pick Up"を利用しました。
Curbside Pick Up用の駐車スペースがあるので、そこに車を停めます。
たぶんですが、
停めていた場所の看板に電話番号が書いてあって、到着したらその電話番号にかけて注文を取りに来た旨を伝える
というのが通常のやり方かと思います。
というのも、システムがよく分からず車を停めてまごついていたところ、お店の人が声をかけてくれて無事に受け取ることができたため、通常のやり方を分かっていません。
で、この注文時にサイドのポテトをガーリック味にしていたのですが、、、
いたって普通のポテトになっている。
ガーリックポテトは $1.49- 追加なのですが、ガーリックが追加されていないけどお金は取られている!
どおりで持ち帰っているときの匂いが大人しかったわけだ。(ガーリック味にするとガーリック臭が半端ない、だから好き)
というわけで、今回もWebサイトから問い合わせしてみました。(上記の対応と比べてみたかったのと、何だかんだ話を伝えやすいというので、Web上から問い合わせしました。)
自動返信のメールを受け取り、返事待ちとなっています。COVID-19によりいつもより返事が遅れますとのこと。
まとめ
アメリカのFood DeliveryとPick Upに関しての体験談を書きましたが、他にも色々起きています。注文を複数すると、大抵何かが足りていないという...
その場で中を確認してすぐアクションを起こす、というのが必要なんでしょうけど、日本で生まれ育つとあまり疑う気持ちが芽生えないというのが正直なところ。
今度何かあったらササッと電話して対応してもらおうと思います。
それではこの辺で。