30代会社員のアメリカ(Boise Idaho) > シンガポール駐在生活

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大人になってから初めての予防接種をアメリカで受けた話

 

Boiseの病院で予防接種を受けてきました。小学生以来?な気がします。

というのも、日本への一時帰国をするのですが日本では風疹が流行っているようで、自分が抗体を持っているかよくわからないので、感染しないためにも予防接種を受けてきました。

日本の風疹の状況ですが、結構大きな問題になっているようで、国立感染症研究所のWebページを見ると緊急情報として頻繁に更新されています。

www.niid.go.jp

 

「アメリカ 予防接種」で調べると、小さなお子さんが予防接種を受けた時の話がほとんどだったので、大人になってから受けるときはどうすればいいのかをまとめておこうと思います。(子どもが受ける場合と同じかもしれませんが...)

 

目次

 

予防接種を受けられる病院

予防接種が受けられる病院を聞いたところ下記クリニックを勧められました。

St. Luke's - Travel Immunization Vaccines and Pricing

https://www.stlukesonline.org/health-services/specialties/travel-medicine

St. Luke'sは病院の系列といったところです。予防接種はTravel clinicで受けることができるようです。(Immunization:予防接種, Vaccine:ワクチン)

ちなみに同じ系列病院にかかっていると、スマホのアプリで簡単に診察結果や検査結果、診察の予約等を確認できるので、非常に便利です。病院側も患者の情報を一括管理できてるようで、病院側・患者側双方にメリットがあると言えそうです。

他の系列病院、Saint Alphonsusでも同じようなクリニックがあるので、予防接種を受けることができるかと思います。

Travel Medicine Boise, Idaho (ID), Saint Alphonsus

https://www.saintalphonsus.org/specialty/travel-medicine/

予約をする

患者の情報がアプリで見れるくらいだから、Web上で予約できるかな

と思ってMake an Appointmentをクリックすると

Call us to make an appointment.

と表示が...

未だに電話は好きではないですが、電話にて予約をしました。

話した内容は、

・何の予防接種を受けたいか

・旅行の行程について(行先、日数)

・いつの予約が良いか

です。

やっぱり難しいのは医療単語。風疹 (Rubella)は英語でなんて言うのか、そもそも予防接種って何ていうんだ?といった状況でした。使いそうな単語をあらかじめ調べて、電話するのをお勧めします。発音も確認しないとダメです。医療単語は長いことが多いです。

予約当日の流れ

受付 (Check in)

日本で言う総合病院のような場所のため、Travel clinicが入っている病棟に行きます。窓口で予約していることを告げ、Check inします。病院でもホテルのようにCheck inという言い方をします。ここで個人情報に関して窓口の人に質問されます。以前もSt Luke'sの病院にかかったことがあれば、個人情報を話すことなく用件だけ伝えればOKかと思いますが、私の場合はSt Luke'sの病院にかかるのが初めてだったので名前・生年月日・住所などなど聞かれました。ゆっくり話してくれるので安心です。

診察/ 治療

Check inが終わって、名前が呼ばれました。いよいよ予防接種のときです。

注射を打ってくれるNP (Nurse Practitioner)と何の予防接種を打つか、渡航先はどこかを最終確認しました。日本に行くことを予約時に告げていたからか、日本渡航時の注意事項が書いてあるパンフレットをもらいました。

元々は風疹の予防接種だけを希望していましたが、3種混合(ジフテリア、破傷風、百日咳)のワクチンも接種するよう勧められました。無駄に勧められているのでは?と思い調べてみると、10年に1回受けるよう推奨されているようです。値段も保険適応で$75.00- と言われたので追加で受けることにしました。すっかり疑う癖がついてしまってNPの先生には申し訳なかったですが、とんでもない金額を請求されることもあるので病院関係は慎重になった方が良いかと思います。

相談の末、2本の注射を打つことになりました。注射を打つ際に右腕・左腕どっちがいいとかある?と聞かれましたが、分からないのでお任せしました。一応理由があるようで、風疹は腕が怠くなる感じがするから利き腕とは逆にするのを勧めている、と言っていた気がします。結局、風疹の注射を利き腕と逆の腕に、3種混合の注射を利き腕に打って無事に完了しました。少しだけ痛かったです。

まとめ

医療用語が難しいものの、予約から予防接種まではそこまで複雑ではありませんでした。そこまで出費が大きいものでもないので、子どもの時に予防接種を受けていないものがあれば、大人になってからでも受けた方が良いと思います。

日本での風疹の流行は予防接種を受けていない年代があること、1度しか受けていなくて免疫ができていないことが大きく影響しているようです。

海外向けにはこんな記事が配信されていて、結構大きな問題のように思えます。

www.asahi.com

オリンピックまでに鎮静化できるのだろうか...周りの人のためにも予防接種受けないといけませんね。

それでは、この辺で。