アメリカ Boise コロナウイルスの状況(03/22/2020現在)
前回の記事はこちら。
初めての感染者がアイダホ内で発見された翌週に書いた記事です。
あれから約1週間経っていますが、状況は悪くなる一方で収束の兆しは残念ながら見えていません。ただ、州政府の対応が早いのともともと人口が少ない州なためか、都心部のほどの混乱(下記のような状態)にはなっていません。
現在のBoiseの状況を書こうと思います。
目次
現在の状況(3/22)
感染者数は42名まで増えました。
Web site
Boiseは上記表のAda Countyに属しますが、現在11名です。Blaine Countyが21名でアイダホ州内では最多となっています。この2Countyを比較したときに、人口は圧倒的にAda Countyの方が多いはずですので、Ada Countyの感染者数がBlaine Countyの感染者数を抜くのは時間の問題かと思います。
Micronの従業員で感染者が見つかったというニュースが。企業名出されてしまうのは可哀想ですが、それだけアイダホ内では影響が大きいということですかね。
スーパーの様子
各チェーンによって、
早朝の数時間を高齢者向けに店を開ける
などの工夫をしています。
下記にまとめられているので、お店に買い物に行く前に確認しておくのが良いかと思います。
お店の混雑具合ですが、
倉庫型スーパーのCOSTCOやWincoは大変混雑
しているとのこと。混雑していると聞いてから行かなくなったので、具体的にどのくらいか分からないのですが、感染のリスクが高い場所であるには違いないかと思います。
私が住んでいる近くのAlbertsonsやFred Meyerは、そこまでの混雑ではありませんでした。もちろん時間帯によるかもしれませんが、ストレスなく買い物できました。個人的な感覚では、買い物を平日の日中か土日の早朝に済ませるのが良いかと思います。
相変わらず、品薄なのは下記です。
- 水
- 小麦粉などの粉類
- トイレットペーパー
- キッチンペーパー
- ティッシュ
- アルコール除菌スプレー
- アルコール除菌ペーパー
その他新たに気付いたのが、
- パスタ(ラザニアはある)
- 缶入りの野菜、豆類
- カップラーメン
- 豆腐(たまたま?)
です。
購入数の制限を設けるスーパーも増えてきているので、週末に一気に買うというのがしづらい状況です。こまめに買い物に行って、揃えておくしかなさそうです。
カリフォルニア州ではじゃがいもが品薄、という話を耳にしましたが、アイダホは問題なさそうです。アイダホからじゃがいもがなくなったら一大事でしょうね。
その他の情報
この週末から感染者が増えたことに対して、制限が増えてきました。
- Boise内のバーやレストランの店内でのサービスを最低30日間停止(Pick upやDelivery、Drive throughはOK)
- Boise内の公園のPlay ground(子ども用の遊び場)のClose
です。
スタバなどのカフェも店内には入ることができず、Drive throughやMobile orderの利用のみとなりました。
Boise自体は今のところそこまで深刻な状況にはなっていませんが、チェーン店は全国一律のルールに従って営業することになっているようです。営業しているだけありがたいんでしょうね。外出禁止やすべての店がCloseなんてことにならないといいのですが...
アイダホ内でもDrive through形式のCOVID-19テストを受けられる場所が設置されました。下記で場所を確認できます。
テストを受けに行くのは、下記症状があるときと推奨されています。
テスト自体は数分程度で終わるらしいのですが、
テストを受けるまでが大行列とのことで3時間くらい待つとか...
噂程度の話なので、参考程度にしていただきたいですがすぐにテストを受けられるということはないと思います。
まとめ
都市部の混乱に比べるとまだまだ平和なBoiseですが、感染者の上昇率は急峻で、今後はどうなるか分かりません。州政府の対応が早いので、あとは個人の努力で封じ込めるしかないように思います。
いつになったら普通の世の中に戻ることやら...
また来週更新したいと思います。
ではこの辺で。