アメリカ Boise コロナウイルスの状況(07/10/2020現在)
ついに第2波が来たのかもしれません。。。
アイダホ州は全米の中でも感染者数の増加数がトップクラスの州になっています。人口が少ない分、感染者数で比較するとそれほどでもありませんが、比率で考えると東京の比ではない状況です。
いつものグラフを見ながら今の状況を確認しようと思います。
前回のコロナに関する記事はこちらから↓
目次
現在の状況(7/10)
数日前になぜか回復者数が大幅に下がっています。理由は分からず...
Stage4を解放したあたり(6月中旬)から大幅に感染者数が増えているのが分かります。
新たに追加された直近2週間のグラフ。
情報のソースはこちら。
感染者数の累計が9323名で、死者が101名です。致死率が1%ほど。確率で考えると多いような気がしてきました。
そしてついに1日の感染者数が500人を突破しました。新記録が立て続けに更新されています。170万人しかいないアイダホ州で1日に500人超えるというのは異常事態なのではと思ってしまいます。ましてや通勤電車があるわけでもないですし、人が密集するような魅力的な場所が多いわけでもありません。
となると、
マスクのありなしが感染者を抑制するのに効果を発揮している
ということにようやく気付いたようで、Boiseが含まれるAda countyでは
Social Distancingが確保できない場所ではマスクの着用を義務づける
お達しが出ました。
Ada countyのWeb site
https://adacounty.id.gov/blog/news/face-coverings-required-at-all-ada-county-facilities/
お店の外にはこのようなサインが置かれるようになりました。写真はWalgreen (日本でいうドラッグストア) の店の前に出ていたものですが、Targetでも似たようなものを見かけました。
こんな状況でもマスクをしていない人が結構います。一応マスクの着用を怠ると罰金という罰則があるのですが、実際にどのように取り締まるか分からないですし、抑止力になるか不明です。
色々な状況
アイダホ州、Ada countyのStage
木曜日の定例会見では、
アイダホ州はStage4を継続する
ということが知事から発表されました。ただし、感染者数が多い地域
Ada countyはStage3を継続する
とのこと。6月初めのStage3とは異なり、
- Social Distancingが困難な場所でのマスク着用の義務化
が新たな制約として設けられています。
品薄の商品はある?
感染者が増加傾向ですが、特に品薄で困るものはありません。
- 生鮮食品・加工食品等の食品類は問題なし
- 水、飲料類は問題なし
- 紙類 (ティッシュ、トイレットペーパー)は問題なし
やや品薄なのが、
- ハンドソープ
です。買えなくはないのですが、ごくごく一般的なハンドソープが手に入りにくくなっています。スーパーの商品棚ではあまり見かけず、ひっそりと端の方に佇んでいるような状態。買えるうちに買っておいた方がいいかもしれません。
品薄なのが、
- 除菌用スプレー
- 除菌用のワイプ
です。商品の例を挙げるとこんなやつです。
アメリカに住んでいる人なら買ったことあるはず。
COVID-19が広がる前はCOSTCOで6個入りだかが簡単に手に入っていたのですが、すっかり見かけなくなってしまいました。ただ、先日たまたま通りかかった時に量の少ないスリムなCLOROXのワイプを見つけたので買っておきました。
ハンドサニタイザーはどこでも手に入ります。家の玄関や車に置いておくのが良さそうです。ただし、注意しないといけないのが、
アルコール濃度が少ない商品が多い
ことです。一応70%以上がよいとされていたと思いますので、裏の表示を見て確認してから買うのが良いかと思います。
写真の商品は、アルコール濃度が74%で、香りがグレープフルーツとレモン。
とてもいい香りで気に入っています。先週買い物に行ったときのMeridianの店舗には、たくさん在庫がありました。
マスクは手に入るのか?
使い捨てのマスクは手に入りますが、
高い!
50枚入りで20ドル ほど。
布製の何回も使えるマスクやバンダナを口に巻いている人を多く見かけます。
以前の記事でも紹介した気がしますが、ディズニーストアなどからも可愛い柄のマスクが販売されていて、悲しいことではありますがマスクでおしゃれを競う時代がきそうですね。何種類も出ているので、どれを買うか迷ってしまうほどです。
週末、夏の旅行の計画は?
これは完全に個人差があります。
ほぼ外出しない人、近場だけの人、ちょっと遠出したする人などなど...
ただし、全員に共通して言えるのは、
いつ日本に帰れるか全く見通しが立たない
ことです。似た業界の駐在員しか知らないので一般的な駐在員の事情は分かりかねますが、私が勤めている企業の業界はあまりCOVID-19の影響を受けていなさそうで、駐在員が帰国していることもなさそうです。慣れない土地でみんな頑張っています。
まとめ
思い付きで色々書いたのでまとまりがなさそうですが、以上が最新の状況になります。COVID-19が広がり始めた当初よりも感染者が増えているため、第2波の到来と言っていいかと思います。このまま落ち着くのか、州内の全員がかかるほどに勢力を拡大するのか動きを注視したいと思います。
デモとか集会をする前に頼むからマスクしてくれ、と思う次第です。。。
今回はこの辺で。