30代会社員のアメリカ(Boise Idaho) > シンガポール駐在生活

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アメリカ Boise コロナウイルスの状況(05/03/2020現在)

アイダホ州は5/1から段階的に徐々に経済活動(=Reopen)を再開し始めました。

2週間ごとに4段階に分けるプランのようです。

今の状況を書こうと思います。

前回の記事はこちら。

onikuyama.hatenablog.com

 

目次

 

現在の状況(5/3)

いつものグラフを見てみます。

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青:感染者数、黄:死亡者数、緑:感染者数と感染が疑われる人数、紫:回復者数

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折れ線と棒グラフバージョン。

感染者数が1908名、死亡者が64名。増加数が緩やかですが、確実に増え続けています。「Stay-at-Home」令が出ているにもかかわらず増えている状況なので、経済活動を再開させたら数が激増しないか心配なところ。。。

ソースはこちらのページ。

www.ktvb.com

アイダホ州のReopenに向けた計画

さて、延長された「Stay-at-Home」が4/30で切れるのに際して、その日の午前11時に知事が会見を行い、今後のReopenに向けた計画を発表したとのことです。

アイダホ州政府は、

2週間毎に4つのStageに分けた段階的な再開

を実施していくとのことです。(5/1~6/30)

ただし、感染者爆発が再度発生したと疑われる場合は、この日程通りにいかず後ろ倒しにしていくとのことです。

下記サイトが簡潔に分かりやすく書いてあります。

www.ktvb.com

より詳細はこちらのサイトへ。

ここまできちんと話し合って決めているというのは当然なのかもしれませんが、いい意味で驚かされました。日本でここまで決められている自治体ってあるのかな...?

rebound.idaho.gov

 

お店や外部施設に対するStage別再開計画は下記です。

Stage1

小売店、礼拝所が再開可能。

Stage2

上記に加えて、飲食店・美容院・ジム等が再開可能。

ガイドラインを遵守し、再開計画を役場に提出して承認されて、という条件付き。

Stage3

特に追加はなし。バーが再開可能(* 6/13訂正)。大型施設のStage4での再開に向けて指示・ガイドラインへの順守が必要(* 6/13訂正)。

Stage4

バー ナイトクラブ(* 6/13 訂正)や大型施設も再開可能。ただし、制限あり。コロナ騒動前の通常営業には戻れない。

 

というわけで、5/1~5/15まではStage1になります。

小売店、礼拝所の再開が可能になります。ただし、CDCのガイドラインに従っての再開となります。引き続き、バーや映画館、美容室は営業できません。また、飲食店はテイクアウトとデリバリーのみです。

居住者に対する要請も緩和されています。例をあげると、

  • 公共の場やプライベートで人が集まるの禁止 → 避けてください
  • 不要不急の旅行は禁止 → 限りなく避けてください

こんな感じです。

州外から来る人に対しては、引き続き「14日間の待機」が求められており、14日以下の滞在期間の場合は待機するだけで終わりになります。

様子をみて、特に問題ないと判断されれば、5/16からStage2に移行となるようです。うーん。果たしてどうなることやら。。。

スーパーや人の雰囲気

マスクを着用している人が増えました。している人の方が多いかもしれません。

スーパーの多くがレジのところにアクリル板を設置していて、飛沫がかからないよう措置がなされています。そのほか気づいたことは、

  • 入り口を1箇所に制限
  • 入り口に店員が立ち、消毒を促している
  • 店内放送でSocial Distancingや消毒の実施を促している

です。アメリカでマスクをしている人が多い、という光景を見る日がくるとは思っていませんでした。日本でもそうかもしれませんが、アメリカでもデザインに富んだマスクの販売が増えてきていて、お土産の定番になったりして、なんて思ったりします。もう元の生活には戻れないのだろうか。

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Disneyから可愛い柄のマスク。

Shop Disney

https://www.shopdisney.com/face-masks/?start=0&sz=24

 

Nampaのバーは結局

前回「Slick's」というNampaにあるバーの話をしました。

結局「Stay-at-Home」令が切れる前に営業をしたのかというと、、、

営業しなかったようです。

その代わりに、5/1に営業再開したようですね。

もちろんバーなので営業してはいけないのですが、アイダホ州政府が出しているガイドラインに従わなくても罰則はされないようです。

お店のFacebookの投稿を見る限りでは、CDCのガイドラインに従い、Social Distancing

も守り、従業員がマスクを着用、などなどできうる限りのことはする と投稿されています。が、別に投稿されている写真を見ると、

みんなめっちゃ近くで話してるけど

っていう。州政府もある意味で実験的な観点で営業させているのだろうかと思ってしまいます。それでもアイダホはまだマシな方で、海のある州ではビーチを開けろと大規模なデモ。マスクしない、人との距離は近い、警察ともめる、などなど第2波待ったなしの状態。こういうのを見ると日本人はしっかりした人が割合多いかな、と思います。

こちらのバーが今後どうなるか、動きがあればまた情報を更新します。

まとめ

以上Boiseの最新の状況でした。

アメリカは外出禁止要請から、経済活動の再開へ舵を切り始めました。

マスクの着用やSocial Distancingを守れれば、第2波の心配もそこまでしなくてもいいかもしれないと思っていましたが、たぶん守れないでしょう。

個人的にはアメリカで第2波がくるのは間違いないとみているので、

可能な限り引き続き「Stay-at-Home」を継続しようと思います。

それではこの辺で。