アメリカ インターネット環境を改善する方法
アメリカのインターネット環境は実はそこまでよくありません。
感覚的には日本のインターネットの方が、高速・安定・安価 です。
実はつい先日までインターネットに関して悩んでいて、
ある１つのことをするだけで劇的にインターネット環境が改善しました。
引っ越し等でインターネットを使い始める方や今現在悩んでいる方々の参考になればと思います。
目次
- インターネット環境で大事な要素
- Boiseでのおすすめインターネット会社
- インターネット環境の改善方法 (というか、最初からこうすべし)
- モデムとルーターの購入
- 家での設置の仕方
- スピードテストで確認
- まとめ
インターネット環境で大事な要素
インターネット環境を整える上で大切なのは、
- どの会社を選択するか
- どの機器でインターネットを使うか
にかかっているかと思います。
アメリカのインターネットサービス会社は、いくつかのプランを用意しています。
- 電話＋ケーブルTV＋インターネット (＄110.00- 程度～)
- ケーブルTV＋インターネット (＄100.00- 程度～)
- インターネットのみ (＄50.00- 程度～)
といった具合です。
わが家はインターネットのみで良かったので、インターネットのみのプランで契約しています。
インターネット会社の選び方は、同じ駐在員の評判を聞くか、現地で生活している人に聞いて決めるのをお勧めします。この時に何人かに聞いて決めるのがいいと思います。
実際に使っている人の評判を聞くのが、一番正確で失敗しない方法だと思います。
Boiseでのおすすめインターネット会社
Boiseには大きなインターネットサービス会社が２つあります。
１つがSparklight、もう１つがCentry Linkです。
Sparklight (旧Cable One)
Centry Link
どの人に聞いても、Sparklightをお勧めされます。
Centry Linkは回線が不安定とよく聞きます。今のご時世ネットが不安定で、しょっちゅう切れたりするとものすごいストレスかと思います。
BoiseではSparklightを選んでおくのが無難かと思います。
モデムに関して注意があります。日本ではプロバイダが無料で貸してくれますが、
アメリカでは有料でレンタルするか自分で購入する
必要があります。私はモデムは自分で買うのをお勧めします。月々のレンタル代が＄10.00- 前後なので、自分で買った方が安く抑えられます。インターネットをつなぐための工事の際にモデムが必要ですので、自分で購入する場合は予め準備しておきましょう。
話が逸れましたが、、、
そんなわが家は当然Sparklightなのですが、今の家に引っ越してきてからインターネットスピードがバカみたいに遅く、しかもしょっちゅう切れるという状態になっていました。
Apartに住んでいた時は特に問題がなかったので、引っ越してきた時の工事でミスしたのか、モデムが壊れたのか、など色々考えて試行錯誤して、、、
さて、本題に入ります。
インターネット環境の改善方法 (というか、最初からこうすべし)
まず、どんな状況だったのかを書きます。
- 契約内容
- アパートに住んでいた時と同じもの、モデム＋ルーター一体型を使用
- 日中はまだ耐えられるが夜になると激遅でYahooすら開かない
- Speed testすると、700kbpsというあり得ない数値が出る
といった感じで、とにかく遅い。
ストリーミングの動画を観ようにもしょっちゅう止まる、画質がものすごく悪くなることがしばしば。Yahooのトップページ開かない、Appを介して画像を共有するのに数分かかる、などなどフラストレーションがたまる毎日でした。
引っ越した当初はこの家のネット遅くない？くらいだったのですが、ここ最近は本当に何がどうなってるんだ！？というレベルで遅くなり、いよいよ行動を起こしたわけです。
さて、そのような残念なインターネット環境にならないための方法を紹介します。
改善するポイントはズバリこちら。
- アパートに住んでいた時と同じもの、モデム＋ルーター一体型を使用
- モデムとルーターを別にする
こうするだけで驚くほどにインターネットスピードと安定性が改善しました。
他の日本人の方のBlogでも紹介があったり、現地採用の同僚も上記方法で改善した、とのこと。モデムとルーターを別にするのがいい、というのは確かに調べている段階で以前から見かけていたのですが、面倒くさがってやらなかったんですよね...
いざやってみると、めちゃくちゃ簡単でした。
ネット環境で悩んでいる人は今すぐにでも試した方がいいです。
モデムとルーターの購入
私自身この辺の話には疎いので、どのモデムとルーターを買えばいいのかよく分かりませんでした。いかんせん数が多いので、どれを買うのがいいのか最後まで分からず...インターネット会社が動作確認済みのモデムとルーターの品番については、下記ページでまとめてくれてはいたのですが、やっぱりよく分からない。
こういう時は店員に助けてもらおう、と思ってBest Buyに行きました。
モデムとルータの前をウロウロしてると話しかけてくれました。
ネットが遅いから改善したいんだけど、と伝えると
- インターネット会社はどこか？ (答 Sparklight)
- インターネットの主な使用用途 (答 ネットサーフィン、Youtubeなど)
- モデムとルーターは一体型？別々？？ (答 別々)
- 家の大きさは？ (答 １５００sqft)
と聞かれ、上記のように答えました。インターネット会社に応じて動作確認済みのモデムをいくつか紹介してくれたと思います。ルーターは動作確認など必要なさそうなので、部屋の広さとどのくらいの数の機器をWi-Fiにつなぐかを検討して、こちらもいくつか候補を挙げてくれました。
最終的に、下記モデムとルーターを買いました。
まずはモデム。(お値段 ＄89.99-)
ARRIS SB6190
こちらがルーター。(お値段 ＄99.99-)
LINKSYS R72 Router AC1750
https://www.bestbuy.com/site/linksys-ac1750-dual-band-wi-fi-5-router-black/6369380.p?skuId=6369380
当然のことならがら、機器を２つ買うので一体型のモデルよりは出費が大きくなります。ただ、インターネットを使っていて切れたり遅かったりというストレスを考えると、最初に投資しておく方がいいと思います。
家での設置の仕方
- 新しいモデムを壁から出ているインターネットケーブルにつなぎます。
- LANケーブルを使って、モデムとパソコンをつないで適当なWebサイトを開きます。するとSparklightのページに飛び、Activationするか聞かれます。
- Activationをクリックし、完了すれば次はルーターの設置に移ります。私の場合はActivationができず、Sparklightにカスタマーサポートに電話しました。
- 電話すると、自動音声で本人確認のための質問を色々されます。スマホで数字を選んで質問に答えます。最終的に人につながり、モデムのActivationをしたいと伝えます。モデムのメーカー名と型番、MACアドレスを聞かれました。(MACアドレスはモデムの裏に記載アリ)
- すべて伝えて少し待つと、Activationが完了してインターネットが使えるようになります。
次にルーター。こちらはすべて自分でできます。
- 説明書に従って、メーカーのWebページに行き、指示に従って情報を登録します。
- モデムとルーター間の設定を指示に従って完了させます。
- テキトーにWebページを開いて、インターネットが使えるか確認します。
ルーターの設定は説明書通りにやるだけで設定完了できるので、簡単かと思います。
スピードテストで確認
さて、これまで散々だったインターネットスピード。
スピードテストして、結果を確かめています。
Googleで、fast.com で検索すると簡単にスピードテストできます。
おー！
いま夕方の５時くらいなのですが、１２０MBpsも出ている！
モデムルーター一体型のときは調子が良くて５０MBps、夜間のひどい時だと700kbpsという惨状だったので、
一体型を別々にするだけでこんなにも変わるとは...
と正直なところビックリ。
インターネット会社か家の設備そのものに問題があると思い込んでいたので、なおさらでした。
まとめ
インターネットが遅い・不安定でお悩みの方、これからインターネットをつなぐ人、などなど... しつこいようですが、
モデムルーター一体型ではなくモデムとルーターを別購入するのを強くお勧めします。
ということで、今回はこの辺で。
