アメリカ Boise コロナウイルスの状況（０４/２０/２０２０現在）
今日はBoiseの話ではなく、Meridianよりさらに西の街のNampaに関してになります。
前回の記事で「Stay-at-Home」令がアイダホ州内で４／３０まで延長した、とお伝えしましたが、これを破ろうとするお店が現れそうです。
前回の記事はこちら。
いつもの状況に関しての話とNampaのとあるお店の話をまとめます。
目次
現在の状況(４／２０)
まずはグラフから。色々な数値が追加されています。
感染者数は１６３９名、死亡者数は４８名。少しづつではありますが増えていますね。
ちょっと感染者が多い月曜日となっています。これが誤差レベルなのか、どうなのか。。。
ソースはこちらのページ。
アメリカ国内では失業が深刻で、各地で経済活動の再開を求めるデモが行われているようです。デモ参加者はSocial Distancingを守るわけでもなく、マスクも着用していないように見受けられます。
トランプ大統領は、経済活動再開を視野に入れており、検査数の対応強化や医療体制の強化を図っているとのこと。また、州単位で見るとジョージア州では経済活動再開のアナウンスがあったようで、今後は他の州でも徐々に解禁されていくのではないかと思います。
Nampaのお店の話
さて、こちらのお話。こんなニュースが。
なかなか刺激的なタイトル。
「Stay-Home令に反抗、Nampaのバーが営業再開："もし賛成されなくても、私たちはまったく気にしない"」
こんな感じでしょうか。今週の土曜日４／２５に普通の営業をするつもりでいるようです。
記事の中に、
“We have applied for all the small-business loans and received no help,” Slick’s added. “So it’s time to help ourselves because the same government that has put us in this position has no intention of helping us through this.”
とあります。自分の誤訳で誤解を与えないようにGoogleに力を借りて、、、
「私たちはすべての中小企業向け融資を申請しましたが、援助はありませんでした」とSlick'sは付け加えました。 「私たちをこの立場に置いたのと同じ政府がこれを通じて私たちを助けるつもりはないので、それは私たち自身を助ける時です。」by Google翻訳
現実は厳しいんですね。。。熟考しての決断のようです。
こちらのバー、名前を「Slick's Bar」というそうでFacebookにここ最近たくさん投稿しています。投稿を見ると、
- アイダホでも経済再開に関するデモがあったこと
- むしろ熱烈なバイク乗りたちに声をかけてまた集まろう、といっている
- 通常営業することを決めた、アメリカは自由の国じゃないか
というようなことが書いてあります。(概ね合っているはず)
さて、営業することに関しての反応は
歓迎されています。
Facebookのページだから常連客が書き込んでいるのか、驚くほどに応援するコメントが多いです。
さて、州政府はどういった対応をするのでしょうか。
「Stay-at-Home」令は４／３０まで、ですからこのタイミングでの通常営業は、その後の対応へのメッセージなのかもしれませんね。Reopenしてよ、っていう。
州政府としては想定内の出来事な気がしますので、どのように対応していくのか気になるところ。強制的に営業停止にするのか、厳格な条件を求めて折り合いをつけるのか、様子見を続けるのか。。。
州政府とSlick'sの動きを注視しようと思います。
まとめ
アイダホ州内の感染者数がここ数日落ち着いてきたところでまさかのニュース。
州政府とお店、各々が今後どのように対応していくのか気にしておこうと思います。
何か動きがありましたら更新していこうと思います。
ではこの辺で。
