アメリカ Boise 赤ちゃんのヘルメット治療に関して -治療を始めて2か月-
頭の形をきれいな状態にするためのヘルメット治療を開始して2か月経ちました。
一番の難所であった夏を乗り切り、特にトラブルなくここまでこれました。
治療している本人にそこまで負担がかかっていないと信じていますが、よく頑張ってくれていると思います。
さて、2か月の診察では、
治療の進捗を確認するために頭部スキャンを実施
することになっていました。
ちょうどHanger Clinicに行ってきたので、忘れないうちに状況を書き留めておこうと思います。夏をどのように乗り切ったのかも合わせて書きます。
これまでの治療に関する記事は、下記をどうぞ。
治療開始まで。
治療開始して3週間。
目次
治療の進捗
結論から言うと、形がよくなってきていました。
私の息子の場合、頭の形が
- 右後頭部が出ていて左後頭部が凹んでいる
- 少し頭頂部が尖ったような形
といった特徴がありました。
左後頭部の頭蓋骨の出っ張りが少なかった理由は下記かと思っています↓↓
左に向き癖があり、仰向けの時間の大部分で左後頭部が接地する状態になっていたため、頭蓋骨の出っ張りが抑えられてしまった。
余談ですが、、、
生後2カ月半くらいからドーナツクッションを試しましたが、あまり効果がなかった気がします。ちなみにAmazonで下記を注文していました。
話を戻します。
今回の頭部スキャンで、
- 頭蓋骨の出っ張りが少なかった左後頭部が成長
- 頭頂部の尖りが緩和され丸みをおびてきた
といった改善が見られました。
髪の毛が増えたせいもあってか、見た目はかなり丸くなってきた気がします。
途中経過としては良好な結果ですが、まだ右後頭部の出が悪いので、頭が丸くなるようにヘルメット内のパッドを調整してもらいました。(* この記事を書く前に写真を撮り忘れてしまい、最近の診察でパッドの位置が変わってしましました。ヘルメットの内側の写真が今までなかったので、参考までに載せておきます。今は後頭部全体を成長させるために額部分にパッドを入れることになりました。)
実際の写真。
左後頭部の出を抑えるためにその部分パッドを貼っていたのですが、今回それをより大きいものに交換してもらいました。
2か月ずっとつけているので、少し黒ずみが。診察の際に多少きれいにはしてくれるので、思ったよりはきれいな状態が保たれている気はします。臭いもありません。
さて、次のスキャンは2か月後。どうなってるか今から楽しみです。
夏の乗り切り方
ヘルメット治療で一番つらいのは、夏の暑い時期を乗り切るときではないかと思います。どのように夏を過ごしたのか、参考になればと思います。
夏の間のヘルメット着用のスケジュール
7:00 : 起床
7:10 : ヘルメット着脱、アルコール拭き
7:40 : ヘルメット再着用
8:30 : ヘルメット着脱、外に散歩
8:45 : ヘルメット再着用
18:00 : お風呂のためヘルメット着脱、アルコール拭き
18:40 : ヘルメット再着用
アイダホの夏は異様に暑いので、公園などに外出するときはヘルメットを外してあげていました。それでも1日22時間から23時間ほどはヘルメットを着用していたかと思います。
夏の過ごし方
COVID-19の影響もあり、基本的にこの夏は家で過ごしていました。
汗をかきやすい環境だと、
肌が荒れる・ヘルメットの臭いがきつくなる
などの悪影響が出てくるので、なるべく涼しい環境を作るように言われていました。
- 服装は半袖のボディスーツ1枚
- 冷房を常にON(温度は24℃くらい)
- 外に出かけるときは車を出たらヘルメット外す
少し暑くなってしまったことがあって、ヘルメット内が汗まみれになり、あっという間に臭いがきつくなりました。こういう経験もあり、冷房はつけっぱなしにしてあげることにしました。
子どもの体温調整がきちんとできるようになるのかだけ心配ではありますが、ヘルメット治療の成功を最優先して夏を過ごしました。
まとめ
色々不安だった夏でしたが特に何も問題がなかったので、2週間に1回の診察で2か月まで順調にヘルメット治療を進めることができました。
最近はヘルメットに付いている固いマジックテープを自分で外すようになってきて、無事に治療を続けられるのか別の不安要素が出てきました。このまま治療が順調に進んでヘルメットが2か月後に外せるようになればいいな、と思っています。
それでは今回はこの辺で。